若者の自立 はじめの一歩を支えよう
2005-08-11


「青少年に関する最近の調査は興味深い。たとえば、男子では父親との会話の機会が多く、その仕事の内容もよく知っているほど自立志向が強いという。しかし、同じ調査で親の仕事をよく知っていると答えたのは4人に1人だけだ。家庭で仕事について語る機会を増やしてはどうだろう。」
 だいたい、父親は、全く子どものことは母親まかせということが多いことや、仕事を話してもストレスの強いことや会社が面白くないことばかりを嘆いていることが多い。これでは、子どもの就労意欲はわかない。話しかたを注意しなければならない。
 社説の結びは、こうである。
 「もちろん、若者の自立は家庭にだけ押しつければ済むような話ではない。学校、地域、自治体、そして企業も国も、ひとごとと思わずに取り組みたい。 」
 公的期間やNPOなどは、ニートの人や家族に支援のサービスを作ること、本人や家族は、そういうサービスを自ら積極的にさがし、参加すること、その双方の努力によって解決していくことが大切であろう。

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[ニート、ひきこもり]

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